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seraphim.diary / Six morceaux d'ailes

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2009年 09月 21日

in the Dark



ファーの帽子。

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正体は。。。。。!


in the Dark_b0178288_12305858.jpg


富士でした。

最近肌寒くなってきたからか、たんすの中がお気に入りらしく時々こうやってモソモソ入り込んでいます。

困る~。







連休、いかがお過ごしですか?

私は連休といっても特に普段と変わりなく、通常のお仕事の合間に、ぽちぽち出かけたりしています。


週末はエレクトリック・ヴァイオリン弾きの勝井祐二さんのイベント、
[勝井祐二in the Dark with坂本美雨 益子樹]へ。

これは会場を暗闇にして演奏するという試みのライブ。

以前から気になっていたイベントで、今回で10回目だそう。
お友達に声をかけてもらって出かけてきました。



本気で真っ暗なので最初はその感覚に慣れるまで不安定なのですが、視覚が閉じられている分、聴覚がすごく敏感になってきます。

実際に目に見えているわけではないけれど、音が形になって見えてくるのです。







目を開けていても閉じていても同じなので、ほとんど目を閉じていたのですが、
半分寝ているような夢をみているような、でも覚醒しているという不思議な感覚でした。


それにしても真っ暗な中で演奏出来るってすごいな~。
勝井祐二さんは「時々間違えたりもするんだけどね。スイッチ押し間違えたりとか。。」っておっしゃってましたが、全然わからなかったです。



ゲストの坂本美雨さんは、いわずと知れた坂本龍一教授の娘さん。

存在は勿論知っていたけれど、どういう歌を歌っていらっしゃるのかは、なんとなくイメージでしか認識がなく。

今回のライブはほとんど即興らしかったのですが、この3人の取り合わせはとても素晴らしかったです。

「歌」ってもっとも人間的で、ダイレクトにその人が現れやすいものだと思うのですが、それゆえに私は音楽として聞く場合、声、歌い方によって好きかそうでないか分かれます。


曲は良いけど、声が受けつけない とか 歌い方が好きでない、とか。。。



坂本美雨さんの場合「歌う」というスイッチが入った瞬間にトランス状態、向こう側にいける人で、
それが「自分の個性を出す」というのとはちょっと違っていて、ひたすら透明な状態になって声を発している感じなのです。


聞いていて、透明な空気を吸うように、美味しい水を飲むように
すんなりと、自分に入ってくるのです。

まるで教会にいるような気分になりました。

MCで御本人が、「これが私の歌です。聞いてください」っていう感覚は自分にはなくて
ただただ上から降りてくるものを自分を通して出しているだけなんです。っておっしゃっていて、なるほど☆って思いました。


上から降りてくるものを受け入れて通すには、透明な器が必要で、きっとその透明な器を持ってることが坂本美雨さんの個性、才能で、選ばれた人なんだなあ。。。と思いました。

上から降りてくるもの というのにも色々あると思うのですが、どういうものをキャッチして受け入れるのかによっても随分変わってくるのだと思います。












さて、AMULETさんに追加納品に行って参りました。

急遽、新作のワンピースも納品しましたよ。
クリスマスシーズンにも活躍しそうなクラシカルで華やかなワンピースです。

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カタログupは来週末あたりを予定してます。


あと、乙女屋さんにseraphimのパンフレット(というかチラシみたいなものです)を何枚かお送りしております。
良かったらお持ち帰り下さいね☆

22日まではリボンをテーマにしたイベントも開催中ですよ。







それでは引き続き、素敵な連休を☆

by k-seraphim | 2009-09-21 12:35


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