2010年 10月 14日
今日は宵待草へ。 もう御存知の方も多いかと思いますが、10/28をもってこの宵待草からオーナーの吉田キミコさんが去ることになりました。 宵待草、そして吉田キミコさんからは本当に沢山の事を教わりました。 特に「感性を磨く」ということ。 宵待草で知り合った人たちとは今でも繋がっていて、あの90年代の宵待草に集った人たちというのは、ちょっと一種の奇跡みたいな感じがしています。 まさにキミコさんが「宵待草文化」というのを築いたのだと思います。 キミコさんと「あんな事があったね~。懐かしいね。」なんて、いろんな事を話していたら、何だか涙ぐんでしまいました。 美味しいカモミールミルクティを飲みながら、いつもと何ら変わらない空間にいて 未だに、宵待草が無くなってしまうことが信じられずにいました。 ここ数年で、お洒落な、ナチュラルな雰囲気のカフェは増えたけれど、味のある、文化的なカフェがどんどん無くなっていくのがとても残念でなりません。 時代なのでしょうか。。。 ちょっと疲れてしまった時、自分を取り戻せる場所。 静かに流れる心地よい音楽、テーブルの上のお花、ランプの灯り、窓から見える風に揺れる木々、どこからか聞こえてくる夕方のチャイムの音。 それらを、ぼんやり眺めながらお茶を飲んでいると、すとん と自分が自分に戻れる空間でした。 きっと、宵待草を愛している人、それぞれの思い出がある、特別な場所。 10/28まで、あと何度か訪れようと思っています。 。
by k-seraphim
| 2010-10-14 23:12
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